2014年12月10日水曜日

駿河竹千筋細工。(日本の伝統工芸)              ~ Traditional Crafts / Suruga Bamboo Ware ~

 こんにちは。

ここにきてくれてありがとう。

少しおつきあい下さい。

今回は、日本の伝統工芸駿河竹千筋細工について。
Traditional Crafts  /  Suruga Bamboo Ware

動画も見ていただければ、うれしいかぎりだ。



駿河竹千筋細工が始まったのは、江戸時代の初期のころだといわれている。

徳川家康が、駿府城に隠居していた際に、鷹狩りの餌箱を
竹ひごでつくらせたのが始まりではないか。という説もあります。



駿河竹千筋細工は、『千筋ひご』とよばれる細く削った竹ひごを
しなやかに曲げ、竹の輪に組み込んでいくのが特徴だ。

屏風・灯り・手提げなど、生活に根ざした品物からインテリア用品まで
じつに多種多様である。

そして、年月とともに竹特有の変化(つや、風合いなど。)が増し
天然素材でしか味わえない質感が加わっていく。

1873年のウイーン国際博覧会で、日本の特産品として出品され
高評価を得て以来、日本を代表する輸出品のひとつとして
海外からの脚光をあびている。

駿河竹千筋細工は、常に進化しつづけている。



そういえば、うろ覚えなのだが・・・・・、
ある職人さんが、こう言っていた。

伝統というのは、伝統技術とその時代にあった感性を融合させ、
常に進化させながら、未来へと受け継がれていくものだ。
今までのものをそのまま、ただ伝えていくだけというのは、
ただの伝承でしかない。』・・・・・と。

今回はこんなところです。

ではまた。

最後まで読んでくれてありがとう。

ここにきてくれてありがとう。


    

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