こんにちは。
ここにきてくれてありがとう。
少しおつきあい下さい。
今回は、日本の伝統工芸・駿河竹千筋細工について。
Traditional Crafts / Suruga Bamboo Ware
動画も見ていただければ、うれしいかぎりだ。
駿河竹千筋細工が始まったのは、江戸時代の初期のころだといわれている。
徳川家康が、駿府城に隠居していた際に、鷹狩りの餌箱を
竹ひごでつくらせたのが始まりではないか。という説もあります。
駿河竹千筋細工は、『千筋ひご』とよばれる細く削った竹ひごを
しなやかに曲げ、竹の輪に組み込んでいくのが特徴だ。
屏風・灯り・手提げなど、生活に根ざした品物からインテリア用品まで
じつに多種多様である。
そして、年月とともに竹特有の変化(つや、風合いなど。)が増し
天然素材でしか味わえない質感が加わっていく。
1873年のウイーン国際博覧会で、日本の特産品として出品され
高評価を得て以来、日本を代表する輸出品のひとつとして
海外からの脚光をあびている。
駿河竹千筋細工は、常に進化しつづけている。
そういえば、うろ覚えなのだが・・・・・、
ある職人さんが、こう言っていた。
『伝統というのは、伝統技術とその時代にあった感性を融合させ、
常に進化させながら、未来へと受け継がれていくものだ。
今までのものをそのまま、ただ伝えていくだけというのは、
ただの伝承でしかない。』・・・・・と。
今回はこんなところです。
ではまた。
最後まで読んでくれてありがとう。
ここにきてくれてありがとう。
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