こんにちは。
ここにきてくれてありがとう。
今回のこの記事で、ちょうど投稿数が100本目になった。
ブログを見に来てくださる方々、本当にありがとうございます。
感謝いたします。
これからも、コツコツ続けてまいりたいと思っておりますので、
皆様、これからもどうぞよろしくお願い致します。
では、少しおつきあい下さい。
構造色をもつ昆虫は美しい。
日本に生息するヤマトタマムシやアオタマムシなどだ。
構造色。
それは、見る角度によって色彩が異なる。
翅の表面が多層膜の構造をしていて、翅の内部で光が屈折したり干渉したりして
いろいろな色彩をつくりだす。
また玉虫だけでなく、オーストラリアに生息する
世界一美しいクワガタといわれる、ニジイロクワガタも構造色をもっている。
甲虫の構造色は、『コレステリック液晶』という液晶と
仕組みは同じになっているらしい。
『コレステリック液晶』は、電子ペーパーの液晶材料として使われている。
『コレステリック液晶』については、ここでは説明を割愛させてもらうが、
私たちの生活の身近なところにある液晶と、美しい色彩をつくりだす
甲虫の構造色が似ているというのだから、甲虫の構造は不思議であり、
また、すごいとしか言いようがない。
そして、玉虫蒔絵(たまむしまきえ)とよばれる漆芸最高の技法がある。
漆芸の至宝ともいわれている。
漆器などに玉虫の羽を装飾として貼り付けていき、加飾をほどこしていく
技法なのだが、この美しさはハンパではない。
特に平成版としてよみがえらせた飛鳥時代の至宝『法隆寺の玉虫厨子』
4年の歳月をかけて2007年に完成となっている。
玉虫厨子とは、法隆寺に安置されている国宝だ。
推古天皇が、朝夕拝まれる念持仏としてつくられたと言われている。
玉虫厨子は、復刻版と平成版の2基つくられ、復刻版は法隆寺に奉納されている。
平成版は、『茶の湯の森』の中にある茶の湯美術館にて、常時公開している。
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*輪島塗の稲忠
http://www.inachu.jp/Jewelbeetle.html
平成版玉虫厨子と玉虫作品を紹介している。
*茶の湯の森
http://www.nakada-net.jp/chanoyu/
茶の湯美術館・営業のご案内など。
この美術館に平成版玉虫厨子が展示されている。
15年3月28日現在。 *詳細はサイト内でよくご確認下さい。
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玉虫厨子、玉虫蒔絵においての難題点は、玉虫の羽を蒔絵に用いるにあたっての
羽のカットや貼り付け技術の開発、はがれた蒔絵部分の解読などの問題があったが
蒔絵を含め、設計・宮大工・彫刻・錺金具などに携わった累計約4000人の職人
たちが、全力で挑み、連携し、難題を克服していき、そして偉業を成し遂げている。
誰かのお役に立てることを祈って、今回はこのへんで終わりとする。
ではまた。
愛と感謝、真心をこめて。
最後まで読んでくれてありがとう。
ここにきてくれてありがとう。
おまけ。
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